多くの家庭や企業で「節約」に取り組みながらも、どの程度の効果が得られているのか正しく計測されず、コストのみが評価されているのが現状です。
「ネガワット（negawatt）」とは、負の消費電力を意味する造語で、電力使用者が「節約」したことで余剰となった電力を、その電力使用者が「発電」したことと同等にみなすとする考え方です。「ネガワット」という「見える化」を行うことで認識しやすくなり、「節約」がより進むものと言われています。国においても「未来投資に向けた官民対話」の中で、『ネガワット取引市場」を2017 年までに創設することを明言しています。